二ノ宮厩舎所属の牝馬・キャットコイン(牝3)は秋華賞へ向けての最終仕上げを終えた。美浦のポリで条件馬のドラゴンキングダム(牡4)を追走し、4コーナー手前から差を詰め始めて直線半ばで交わしてゴールした。ゴールは0秒1先着で、タイムは5F66秒2-37秒1-11秒6。秋華賞当日も手綱を握る予定の柴田善臣騎手が2週にわたって騎乗した。
キャットコインは前走のオークス(12着)と桜花賞(7着)では見せ場なく終わっている。2月のクイーンC(G?、東京)までは負けなしで馬体重もレースを重ねるごとに増えていった。しかし、桜花賞からは馬体重が減り、続くオークスでもまた減っていた。成長する3歳馬で馬体重が増えないということは成長力も見込めない。今回秋華賞では休み明けのぶっつけとなるが馬体重の増減が気になるところだ。
美浦での調教後に柴田騎手は「「桜花賞、オークスのころは状態が落ちていた。今は乗った感じがいい。」とコメントし、二ノ宮師は「心身ともにリフレッシュ。この馬のリズムで運べれば能力を発揮してくれると思う」と前向きなコメントをしている。やはり近2走は状態が良くなかったのか。休みを経て状態は回復したように見受けられるが、”成長しているか”と問われるといささか不安な面もある。馬体重は成長力を見る上で大きな判断材料となるので、当日の馬体重はぜひチェックしておきたい。ここまでの過程からしてただ回ってくるだけの競馬をする可能性ももちろんあるが、まだ成長の見込みはある若い馬だ。今後の評価のためにも注目しておきたい。
【口外禁止】秋華賞の3連単予想
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