【秋華賞の傾向】「ローズＳ組」は必ず馬券に絡む！？過去10年のデータを分析してみた

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秋華賞トライアルの「第33回ローズステークス」（Ｇ?、阪神）が今月20日に開催される。秋華賞を占う上で欠かせないレースである。”秋華賞トライアル”なのだからそれは当然と言えば当然である。実際、秋華賞で好走する馬はどんなローテーションで進めてきている馬が多いのだろうか。以下に過去10年の秋華賞１?３着馬と、前走のデータをまとめてみたので見てみよう。

１?３着の前走と着順（過去10年）

ローズS好走組に注意

過去10年で、合計30頭の馬が馬券に絡んている。このうちローズSから進めてきた馬は19頭いる。しかもローズS組が馬券に絡まなかったことは過去10年で一度もない。毎年ローズS組は馬券に絡んできているのだ。ただ、母数が多いので必然的にそういう結果になりやすいというのもある。大体多い時で出走馬の半分くらいがローズS組で占めていることもあるので、馬券に絡む確立が高いのは当然か。

それでは、この馬券に絡んだ19頭のローズSでの着順を見てみよう。

ローズS１着馬?７頭
ローズS２着馬?５頭
ローズS３着馬?３頭
ローズS４着以下?４頭

４着以下だった馬の内訳は、【15着、４着、４着、18着】となっている。19頭中２桁着順だった馬が２頭で、あとの17頭は全て４着以内に入着した馬であった。基本的にはローズSで好走した馬は、秋華賞でも引き続き好走する可能性があるということが言えるだろう。これで少しはローズS組の中でも絞ることができるのではないだろうか。

OP・条件戦組はどうか

ローズS組以外の前走を見てみると、ローズSに次いで多いのがOP・条件戦からの馬である。馬券に絡んだのは４頭で、全て前走で３着以内に入着していた馬である。勝馬はOP戦の紫苑Sからの１頭で、条件戦からの馬は２，３着まで。OP戦なら勝ちもあり得るが、条件戦からの馬の場合は勝ちきるには足りず２，３着までといった感じか。

前走G1の休み明け

前走G1だった馬は勝ち数こそ２勝とOP・条件戦より多いものの、馬券に絡んだ頭数は３頭と少なめ。５，６月のG1から夏を挟んで秋華賞へぶっつけ本番、というローテーションを組む馬も少ないし、出ても休み明けで叩きに使うことが多い。よっぽど状態が良くない限りは重い印は打ちづらい。

まとめ

まずはローズSから進めてきた馬で、４着以内に入着した馬から考えていくのがセオリー。次いでOP・条件戦からの馬で、前走の着順が３着以内だった馬は２，３着に入ってくる可能性は高い。OP戦なら勝ちもある。前走G1だた馬はよっぽど状態が良い馬でなければ割り引いて考えよう。

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