秋華賞は荒れる？過去に1098万円の高額配当を出した難解レースを徹底分析

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思い出すのは’08年の秋華賞。この年の秋華賞は桜花賞馬「レジネッタ」とオークス馬の「トールポピー」がぶつかり、”２強対決”だと騒がれた年であった。しかし結果は両馬とも伸びてこず、11番人気のブラックエンブレムが内から抜け出し優勝し、２着馬には外から追い込んだ８番人気のムードインディゴが入着し、３着には向正面から逃げて粘った16番人気のプロヴィナージュが入着した。
ターフビジョンに結果が映し出されると観衆が大きくどよめいたのを覚えている。なんと３連単で1,098万2,020円という当時では歴代３位の超高額配当が出たのだ。

近年は比較的堅い決着が多かった秋華賞なだけに、この高額配当に驚いた競馬ファンも少なくなかったのでは。

さて、この大波乱なレースの一件もあって”秋華賞は荒れる”というイメージが強く印象付いてしまった人もいるだろう。実際に秋華賞は荒れやすいのか？過去10年の勝馬のオッズと人気のデータを以下にまとめてみたので見てみよう。

１?３着のオッズと人気（過去10年）

単勝・馬単・３連単の配当金

“超”堅実

１，２番人気の成績は優秀で、過去10年で１，２番人気が同時に馬券に絡んでいるのが６回もある。とく２番人気の馬は過去10年で馬券に絡まなかった年が’08年と’14年の２回だけ。’08年の荒れたレース以外は荒れるどころか”超”がつくほど堅実な結果となっていることがわかる。
２桁人気の馬が絡んだのは’08年と’13年の２回。回数だけで見れば少ないが、絡んでくる馬の人気が極端に低いので配当が一気に上がる傾向にある。普段が堅実なだけに予想は難解である。

牝馬のＧ?は大波乱が多い？

データ通りに忠実に予想をするなら基本的には１，２番人気を中心に考えて馬券を組むのがセオリーだろう。毎回荒れると予想して馬券を組んでいては買い目が増えてしまって無駄な馬券を買うこととなる。しかし、Ｇ?クラスのレースはまぎれは少ないように思えるが、牝馬のＧ?は何が起こるか分からない。今年のヴィクトリアマイル（Ｇ?、東京）でも２着に12番人気、３着に18番人気が入着して３連単で2,070万円という高額配当を叩き出している。荒れるレースを見極められれば苦労はしないが、荒れそうな気配があれば人気薄を絡めて厚めに購入するのも手かもしれない。

【口外禁止】秋華賞の３連単予想
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